

当院で採用します。 採血だけの新しいガン検査ーAICS(アミノインデックス®) つづき
前回の続きです。 というのは以前からこの検査はあったのですが、昨年から検査で判定される癌に、膵ガンが追加されました。膵ガンは症状が出る頃にはかなり進んでいることが多いので、気になる方には朗報です。(写真は膵癌の顕微鏡写真)...


当院で採用します。 採血だけの新しいガン検査ーAICS(アミノインデックス®)
先日、芦屋市医師会の総会に出席してきました。 その中で、ガン検診の結果が返ってきたので挙げてみます。 肺ガン健診(レントゲン検査) 受診者 7,201名 要精密検査 143名 肺ガン 4名 肺ガンの疑い 2名 確定 1,800人に一人 (36人に一人:要精密検査から)...


検診と基準値、制限速度と取り締まり その2
年齢を重ねると、血圧やコレステロールを筆頭に健康の話題が多くなります。 検診では血圧測定や血液検査などを行い、異常があるかを調べます。 正常/異常、と言うからには基準があります。 血圧を例に挙げると、現在、日本医師会の基準値は130/85mmHg以下です。...


検診と基準値、制限速度と取り締まり その1
クルマ・バイクを運転する方なら、制限速度を意識しながら走っておられることと思います。当院の近くの国道43号線は3-4車線の広い道ですが、制限時速40kmです。 もっと狭い道でも60kmまで出せる道がありますが、制限時速は40kmです。...


危ない薬と危険な手術 3
前回はほとんどの手術は外科医二人で出来る、というところまで書きました。今回は病院の規模と設備について。 外科医の能力を生かすにはそれなりの設備が必要です。 それなりの設備をそろえるにはそれなりの投資が必要で、利益も生み出さねばなりませんので、それなりの数をこなす必要がありま...


危ない薬と危険な手術 2
前回は危ない薬についての雑文でした。 今回は危険な手術について。 危険な手術と聞いて思い出したのが『基地外に刃物』(誤字)という言葉です。参考までに会社社長・弁護士と並び、外科医はサイコパスが多い職業といわれています。 サイコパス=精神病質者であっても仕事が出来ないわけでな...


危ない薬と危険な手術 1
最近、週刊現代に端を発した『危ない薬・・』系の記事を載せた週刊誌が書店を賑わしています。患者さんも口にされるので、読んでみました。 中にはその通り、と納得する記事もあれば、どうだかなあ、と思うこともあります。 この手の記事や本、テレビ番組なども目にすることは多いのですが、い...


当院でインスリンではなくGLP-1製剤を勧める理由 その3
薬理作用的に低血糖が出にくいGLP-1製剤は医師としてもひどい症状を起こさないので、二週間に一回の通院を月一回の通院に減らすことが出来ます。 ということで当クリニックのもくろみは一番最後のところで、そこを目指しながらこの文章を書いています。...


当院でインスリンではなくGLP-1製剤を勧める理由 その2
インスリンは毎日決まった量を打つので、決まった分だけ血糖値が下がります。インスリンの定期打ちが最高の効果を示すのは決まった血糖値の時に決まった食事をして決まった運動をする、食事から運動、睡眠まで規則正しい生活をしたときです。...


当院でインスリンではなくGLP-1製剤を勧める理由
すみません、いきなり経営者目線で書きます。 病院・クリニックの経営を考えるとインスリンを処方する患者が多いと、 クリニックは儲かります。 で、その患者をGLP-1製剤に切り替えると、クリニックに入るお金は、ぶっちゃけ5,000円以上減ります。...