

当院で採用します。 採血だけの新しいガン検査ーAICS(アミノインデックス®) つづき
前回の続きです。 というのは以前からこの検査はあったのですが、昨年から検査で判定される癌に、膵ガンが追加されました。膵ガンは症状が出る頃にはかなり進んでいることが多いので、気になる方には朗報です。(写真は膵癌の顕微鏡写真) もちろんポルシェもプラチナカードも持っていない社長さんはたくさんいらっしゃるし、両方持っている勤め人の方もいらっしゃいます。ランクCだからといってガンでない方もいらっしゃいますし、ランクAだから絶対にガンでないとも言い切れません。あくまで、癌の危険性があるので気をつけて下さいね、という類いのものです。 コレをどう使うかというと、私見ですが ・ランクAの方 症状があれば受診して下さい。 ・ランクBの方 ガン検診は定期的に受けて下さい。 ・ランクCの方 一度、精密検査(造影CT、内視鏡などを含む大がかりな検査)を といったところでしょうか。 まあ、一番多い胃ガンで男性の罹患率が1/700なので、胃ガンになっている確率が10倍としても1/70です。ランクCだからといって悲観的になる必要は全然ありません。 ただ、検診をするにしても1/


当院で採用します。 採血だけの新しいガン検査ーAICS(アミノインデックス®)
先日、芦屋市医師会の総会に出席してきました。 その中で、ガン検診の結果が返ってきたので挙げてみます。 肺ガン健診(レントゲン検査) 受診者 7,201名 要精密検査 143名 肺ガン 4名 肺ガンの疑い 2名 確定 1,800人に一人 (36人に一人:要精密検査から) 大腸ガン健診(検便) 受診者 8,179名 要精密検査 644名 大腸ガン 17名 大腸ガンの疑い 2名 確定 481人に一人 (38人に一人:要精密検査から) 前立腺ガン(血液検査) 受診者 2,304名 要精密検査 249名 前立腺ガン 3名 前立腺ガン疑い 36名 確定 768人に一人 (83人に一人:要精密検査から) 思ったより効率よくないですが、受診しない人を引っ張り出し、かつ安価にできるものとしては仕方ないのかもしれません。 例えばポルシェに乗ってプラチナカードを持っている人は会社を経営している可能性が非常に高い、といった具合に、いくつかの指標をみると、『こうなっている可能性が高いのでは』と、推察できます。 同じようにAICS(アミノインデックス®)とは血液中の各種アミ