

芦屋近辺のインフルエンザ情報
2月7日 流行の峠は越したようですが、依然流行状態にあります。 学級閉鎖の報告もありますので、うがい、手洗いなどの対策をお忘れなく! 1/13-1-19 A型 364名 1/20-1/26 A型 446名 B型 3名 1/27-2/2 A型 280名 ※ワクチンの在庫も僅少となりました。あと3名分です。 2/9にインフルエンザの予防摂取は終了します。 ※受験生の方には吸入タイプの予防薬、イナビルをお勧めします。 二日に分けて吸入することで7日から10日ほど予防効果を発揮します。 ※1回飲みきりタイプの錠剤、ゾフルーザも入荷しました。 ----------- 1月30日 まだ勢いが止まっていないようです。 1/13-1-19 A型 364名 1/20-1/26 A型 446名 B型 3名 ※ワクチンの在庫も僅少となりました。あと数名分です。 ※受験生の方には吸入タイプの予防薬、イナビルをお勧めします。 二日に分けて吸入することで7日から10日ほど予防効果を発揮します。 ※1回飲みきりタイプの錠剤、ゾフルーザも入荷しました。 -----------


花粉症(検査)
花粉症の治療については書きましたが、検査について質問があったので、簡単に書いてみます。 ・鼻汁中好酸球数 鼻汁を綿棒で拭って、花粉症で増加する鼻汁中の好酸球数をカウントします。 花粉症がひどくなると、数が増えます。 ・スクラッチテストやプリックテスト 花粉エキスを腕に1 滴たらし、針で軽い傷をつけて、皮膚の膨疹や発赤の有無をチェック。 花粉症がひどいと、膨疹や発赤が増えます。 ・鼻誘発テスト 花粉エキスを鼻の粘膜に付着させ、症状発生の有無を観察するものです。 花粉症がひどいと、症状が強く出ます。 ・血清特異的IgE抗体定量 血液の中の血清に含まれる花粉に特異的なIgEの値を見ます。花粉症だけでなく、食品などもチェックできます。 アレルギー反応が強いと、数値が高く出ます。 ということで、検査ではアレルギー反応の程度が判ります。 『そんなん自分のカラダが一番よう知っとるわ!!』 と思った方。 その感覚は正しい。検査をする意味のある人は『原因が分からないが花粉症の症状が出る人』です。 スギだろうがヒノキ だろうが、 花粉症で症状が同じなら治療法は同じで


花粉症 (治療編)
花粉症(花粉アレルギー)の治療法にはざっと ・内服 ※ ・注射 ※ ・減感作療法 ・点鼻、点眼 ※ ・レーザー焼灼 などがあります。 ※当院で対応している治療です。 それぞれの特徴をあげてみます。 ※内服-対象療法(症状を抑えるだけで、症状が出る間は治療が必要) 抗ヒスタミン剤、漢方薬、ステロイドなど、ステロイドを除き、すぐに効いた気がしないのが難点。いずれも対症療法。 ・薬を指定すれば、精神科でも肛門科でも処方可能 ・初診なら内科、アレルギー科、耳鼻科など ※点鼻、点眼-対象療法 内服で局所症状が治まらない方。使っている間は割とよく効く。 *薬を指定すれば概ね何科でも処方可能 *初診なら内科、アレルギー科、耳鼻科、眼科など ・注射 ヒスタミン注射-対象療法 週1-2度通院し、6回程度の通院で3-4ヶ月効果あり。 →普通は、週二で通院するぐらいなら薬を飲むので当院では不採用 *アレルギー科、耳鼻科、内科(問い合わせが必要) ※ステロイド注射-対象療法 一回の注射で1シーズン効果が持続。 副作用もあるので使い方にコツが要る。誰にでも使える訳ではない


花粉症-花粉アレルギー (病院の選び方)
一昔前は花粉症という言葉もなく、専門家のみ知る病気でしたが、今では小学生でも花粉症という言葉を知っています。病気の認知度が広がるに従って患者数も激増した病気です。 昔は主に耳鼻科で診ていた病気ですが、医学部でも花粉症については講義がありますし、内科でもよく診る疾患です。眼の症状がひどければ眼科でも診察します。 で、花粉症は何科に行くのが良いの?、とよく聞かれます。 多くの人はどっちでもいいと思います。TVでアレグラのCMやってるぐらいですから、そのレベルで治まる人は病院に行く必要すらないかも知れません。 でも、やっぱり得意不得意は存在するので、使い分け方を書いてみます。 耳鼻科にいった方が良い場合 ・耳鼻科でしか出来ない検査や治療をする場合。 吸引、鼻うがい、 レーザー治療など 眼科医に行った方が良い場合 ・ 眼科でしか出来ない検査や治療をする場合。 内科に行った方が良い場合 ・花粉症以外に薬を飲んでいたり、内科の病気がある場合。 どこでも良い場合 ・花粉症だけでかかっていて、毎回同じ薬が処方され、症状も安定している場合。 →通院の手間がかからな