当院では訪問診療も行っております。

訪問の対象はほとんどが要介護の認定を取っておられる（後期）高齢者で、通院に支障がある程度の病気、加齢による体力の低下、認知症のある方などです。

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　このような方々はストレスのかかる治療や検査－具体的には長時間の全身麻酔を伴う手術、内視鏡検査など－には耐えられないため、治療ができないばあいも数多くあります。

こういうときには『できる限りの治療』より『ほどほどの介入でほどほどに満足』の方が結果的に良い結果をもたらすことが多いと私は考えます。

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　提携病院などでの連携も行っていますので、必要な時には濃厚な治療を施す事も可能です。でも、特にご家族様に申し上げたいのは『自分がしてあげたい医療』と『自分が望む医療』のレベルはちがう、ということです。

当院ではできるだけ『望む医療』に近づけつつ、介護者の負担を軽減する事を心がけております。