血糖値チャレンジ! その5 バナナ 47
*ブログの内容は院長個人の血糖値の変化とそれに関する考察を加えたものです。
血糖値の変化はその人の状態によって変わりますので、厳しいツッコミは堪忍して下さい。
(´д`)
院長がいろいろなものを食べて、血糖値がどうなるか?を調べて糖尿病の治療やダイエットに役立ててもらおう! というコーナーです。
・被験者は院長:糖尿病ではありません。
・血糖測定はフリースタイルリブレ2を使用
・食べるものは150kcalぐらいを目標
今回は、賛否両論ある食品。バナナです。
賛否両論あるのは
・食物繊維いので太りにくい という賛成派
・糖質が多いから太る という反対派
がいるためです。
小ぶり感が出るように横にポケットティッシュを置いています。
栄養の割合は 蛋白:脂質:炭水化物が20:0.2:1ぐらいで、カロリー換算で95%ほどが炭水化物です。
ほぼ炭水化物と言っても良いでしょう。
普通のサイズが一本80kcalぐらいとのことで、今回は小ぶりのバナナ2本にしてみました。
120kcalぐらいかな・・
本当は一緒に牛乳が欲しいのですが、今回はお水で頂きました。
バナナ2本を食べた後の血糖値の結果です。
食前が75ぐらいで、食後のピークが95ぐらいなので、20ほど上がっただけです。
おかきに比べると、上がり方が穏やかで、下がるまでも早いですね。
気付いている方もおられると思いますが、タイトルの横に書いている二桁の数字には意味があります。
この数字はGI値(Glycemic Index)といって、血糖値上昇の度合いを表すものです。
・「炭水化物50gあたり」の試料で
・ブドウ糖(グルコース)を100とした場合の相対値で表す
GI値=「試料」摂取時の血糖値上昇曲線の面積/「ブドウ糖」摂取時の血糖値上昇曲線面積 × 100
太るホルモンであるインスリンは、血糖値が上がるとたくさん出ます。
その量は結局上記で示したような『「試料」摂取時の血糖値上昇曲線の面積/「ブドウ糖」摂取時の血糖値上昇曲線面積 × 100』と比例すると思われますので、GI値が低いものは太りにくい、というのがいわゆる『低インスリンダイエット』の骨子です。
食事を摂るときは低GIの食品を多めに、高GI値の食品は少なめに食べましょう。
次回に続きます。
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