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花粉症 (治療編)令和7年判


今年の花粉は「非常に多い」らしいです。



花粉症(花粉アレルギー)の治療法にはざっと

・内服 ※

・注射 ※

・減感作療法

・点鼻、点眼 ※

・レーザー焼灼

などがあります。

※当院で対応している治療です。

文字の大きさは私が受けるならこの順番で、という目安です。

それぞれの特徴をあげてみます。



※内服-対象療法(症状を抑えるだけで、症状が出る間は治療が必要)

→内科、アレルギー科、耳鼻科など

抗ヒスタミン剤、漢方薬、ステロイドなど、ステロイドを除き、すぐに効いた気がしないのが難点。

いずれも対症療法。

 ・おくすり手帳を持って行って薬を指定すれば、概ね何科でも処方可能です。

 

※点鼻、点眼-対象療法

→内科、アレルギー科、耳鼻科、眼科など

内服で局所症状が治まらない方。使っている間は割とよく効く。

 ・おくすり手帳を持って行って薬を指定すれば、精神科でも肛門科でも処方可能

・注射

ゾレア皮下注射→対象療法¥¥¥¥¥(ひと月)→オススメ!②

→ *耳鼻科・小児科・アレルギー科(問い合わせが必要)

効果は非常に高い

治療前に免疫機能の検査が必要で、検査の結果と体重で投与量が決まる

軽症なら4週に一度、重症のひとは2週に一度の注射が必要

ひと月の治療費は、安い人は5千円ぐらいだが、重症の人では7万ぐらいかかる

使える医師が限られる+クスリが高価なので在庫は持ちたくない

→使える医療機関が非常に限られる



ヒスタグロビン皮下注射-根治療法 ¥(1回)

→アレルギー科、耳鼻科、内科(問い合わせが必要)

週1-2度通院し、6回程度の通院で3-4ヶ月効果あり。

→普通は、週二で通院するぐらいなら薬を飲むので当院では不採用


※ステロイド筋肉注射-対象療法 \\(ひとシーズン)→オススメ!③

→内科、耳鼻科、アレルギー科(問い合わせが必要)

一回の注射で1シーズン効果が持続。

飲み薬に比べて、『圧倒的じゃないか』と言われるほどの効果

通院の手間がほぼ無い

症例を選ばずに使うと高血圧・糖尿病など副作用が出ることも

ネットで調べるとロクな事が書いていないので不安になる

 ・当院では生理のある女性には行っていません。

 ・状態の悪い糖尿病、高血圧患者にも行っていません。

・保険が利かないという記述もありますが、利きます。



・鼻粘膜焼灼法ー根治療法(成功すれば花粉症が治る。)¥(1回)オススメ!①

→耳鼻科(問い合わせが必要)

鼻粘膜をレーザーなどで焼き焦がす。多くは効果が持続する。

→場合によっては数年に一度再手術が必要になることも。

・減感作療法ー根治療法

→アレルギー科、耳鼻科、内科(問い合わせが必要)

 アレルゲン注射-但し半年は週一で通院、その後、月一で注射する必要あり。治るまで2-3年かかるのと、スギ花粉しか効かないのがネック。

舌下免疫法ー根治療法

→アレルギー科、耳鼻科、内科(問い合わせが必要)

 舌の裏に花粉を極めて薄めたエキスを垂らし、1年目は2週に1度、その後は1ヶ月に1度を行う。

→治るまで2-3年かかるのと、スギ花粉しか効かないのがネック。


 

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