安いインフルエンザの予防接種
当院でも開院当初は芦屋最安値で予防接種をしていました。 今年は予防接種だけの方は4,000円で、当院の受診歴がある方には割引を、という価格構成にしました。
(受診歴のある方には最安値クラスです)
開院当初は当然普通に通院している患者さんが少なく、『インフルエンザだけ』という患者さんをたくさん受け入れる余地がありました。
おかげさまで開院して五年も経つと通院患者さんも増えました。 通院患者さんが増えるということは、インフルエンザ予防接種だけの方を受け入れる余裕がなくなるということにつながります。
予防接種の方が多くなるほど
・外来が混み合い、普通に通院している患者さんの待ち時間が長くなってしまう
・コロナで人混みを避ける方の足が遠のいてしまうという
・在庫がなくなり、問い合わせがあってもお断りするケースも出てくる
ことから、当院は価格競争には加わらないことにしました。 で、代わりと言ってはなんですが、少しでも安く!という方のために予防接種を安くやっているところの探し方をお教えします。 それはズバリ! ー新規開業したところー
です。
新規開業したところは当然のことながら知名度がありません。 クリニックは広告が規制されているため、広告でクリニックの名前を浸透させることは出来ません。 ということでこのインターネット時代、予防接種の価格を強調して、出来るだけ患者さんが検索する言葉で引っかかるようにします。
開店セールをするのと同じように、予防接種の値段も下げて、知名度を上げようとするのです。
ただ、新規開業したところや開業しても1-2年のところは、実績がないので割り当てられるワクチンが多くありません。 そのため、すぐに売り切れてしまいますので、早めの予約が吉です。 安くすると予約や問い合わせの電話もジャンジャン鳴って、スタッフも対応に忙しくなります。 クリニックにも活気が出てきます。
在庫があるうちはよいのですが、在庫がなくなっても電話はジャンジャン鳴ります。
売上が上がらなくても電話対応は必要ですので、スタッフの疲弊感が募るのも想像に難くありません。
また、クリニックが混み合うと患者さんもすさみます。
クリニックの売上が上がるのはよいのですが、通院患者さんとスタッフによい影響がある、とは言えなくなります。
どの商売でも価格設定は大事ですが、クリニックの経営はほとんどがお医者さんがされていて、経営に関しては私も含め素人です。
実際のところ、『なんとなく』で決めている先生がほとんどなので、安いところに行って『混んでる、待たされる』『問い合わせたけど、無いと言われた』などではあんまり責めないであげて下さいね。
当院までお待たせしない、予約制限をしない対応をしていますので、ご理解いただける方はお願いします。
一応、当院の近隣のホームページで公開しているところで3,000円を切っているところは
あしやサニークリニック 翠ヶ丘
りひと内科クリニック 東灘
やまだ耳鼻科 今津
などがあります。
ふじクリニックさん(阪神芦屋)は予約数達成とのことで、現在受付されていません。
※入荷は不定期で売り切れも多いので、こまめに確認してみて下さいね。
Comentarios