前回はほとんどの手術は外科医二人で出来る、というところまで書きました。今回は病院の規模と設備について。
外科医の能力を生かすにはそれなりの設備が必要です。
それなりの設備をそろえるにはそれなりの投資が必要で、利益も生み出さねばなりませんので、それなりの数をこなす必要があります。
先進の手術機器が画期的で需要が多ければ、数年でパソコン同様、使い勝手の改良とコストダウンは進んできます。
一度便利さ(治療成績の良さ、合併症の少なさ、傷のキレイさ、手術時間の短さ)を手にしてしまうと、元に戻れないのは家電製品も医療器械も同じです。
若い世代は...