diabetes mellitus

糖尿病

糖尿病について

 太っているひとは幸いです。

あなたは体重を減らすと糖尿病が治る可能性があるからです。​

 糖尿病は血糖を下げるインスリンが足りなくなる病気です。

インスリンが足りなくなるといっても大きく分けると次の二つの型に分かれます。

1.インスリンの分泌が十分でない人やせ形の方に多い)

インスリンの絶対量が足りない。インスリンの補充が必要。(量の不足)

2.インスリンの分泌が十分ある人ぽっちゃり、肥満体型の方

インスリンは十分出ているが、自分で出しているインスリンを上手く利用できていない人。(質の問題)

 従来は1.の方を対象にしたインスリンの自己注射・SU剤を中心にした中心とする治療が主でしたが、近年は2.に相当する方への治療の幅が広がっています。

特にここ数年で使われ出したGLP-1製剤はインスリンの使用を劇的に減らす効果を持っています。

しかし、従来の糖尿病のタイプを考慮しない、古いタイプの治療をそのまま続けている先生が多いのも事実です。

当院では患者さんの型に合わせて、以下の方針で糖尿病の治療を進めていきます。

治療方針-糖尿病-

・インスリンを出来るなら使わない

使う場合は打つ回数を減らす方法を優先する。

病気の状態が同じなら、得する方法(体重コントロール、回数、費用)を探す。

・生活指導はあまり細かいことを言わない。

続けられないことは生活習慣病の改善には役に立たない。

たいていのひとは何が良くて何が悪いかを、すでに知っている。

出来る人は勝手にやっているし、出来ない人はいくら言っても出来ない。

・コントロールを厳格にしすぎない。

高血糖はよっぽどひどくないと症状が出ませんが、低血糖は意識障害を起こすこともあり、非常に危険です。私の経験上、特に高齢者は血糖コントロールを厳格にしない方が良い結果になることが多いと感じています。

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